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白髪染めorオシャレ染め。そろそろ気になるお年頃…

そろそろ気になるお年頃。白髪染めorオシャレ染め

アラフォーになってくると、そろそろ”ヤツ”が出てきますよね…
そう、頭に白いヤツ…白髪です。
私は30代はじめからちょこちょこ見かけるようになってきたのですが、ここ数年急に増えました。
白髪は遺伝性が高いと言われています。私は母が昔から白髪が多く、父はチラホラ年相応。兄は30代はじめからすごく白髪が多いという家系なので、私ももしかしたら真っ白になるのかもしれません。
今はまだ白髪染めには手を出していないのですが、そろそろ考えるお年頃かなと思ったので、色々調べてみました!

白髪になる原因

そもそも、どうして黒かった髪が白くなるのでしょうか?
人によって白髪の原因は様々です。いくつか挙げていきましょう。

メラニン色素の減少

髪が黒く見えるのは、髪の内部に「メラニン色素」という黒色色素があるためです。
色素が多ければ多いほど髪の毛も黒く、少ないほど白くなります。
年を重ねると、このメラニン色素が生成される量が減ってくるため白髪が増えてしまうのです。

栄養不足

タンパク質

髪の毛の成分の90%以上はタンパク質の一種である「ケラチン」と呼ばれるものです。
そのケラチンは18種類のアミノ酸から作られており、その中でも「L-リジン」と「チロシン」と呼ばれるものが重要です。
L-リジンは「オルニチン」と一緒に摂取することで、髪の育成を促す働きがあり、肉類、卵、大豆などに多く含まれています。
チロシンは、メラニン色素の原料となるものの一つで、チーズ、大豆に多く含まれています。

ミネラル

ミネラルの中で特に重要なのは、「アルギン酸」「亜鉛」です。
アルギン酸は、海藻のヌメリを作り出している成分で、髪の保護をしたり頭皮の乾燥を防ぐ役割があり、海藻類に多く含まれています。
亜鉛は、髪の成長に必要なタンパク質の吸収を高める働きがあり、魚介類、ナッツなどに多く含まれています。

ビタミン

ビタミンの中で特に重要なのが、「ビタミンC」と「パントテン酸」です。
ビタミンCは、肌や髪の毛を作るために必要なコラーゲンの生成に欠かせません。これは、いちご、柑橘類に多く含まれています。
パントテン酸は、身体を作るあらゆる細胞やホルモンの合成を助ける働きがあり、レバー、納豆に含まれています。

ストレス

白髪は活性酸素、いわゆる酸化ストレスが加わることで増えることがわかっています。
しかもこの活性酸素を分解する酵素であるカタラーゼは、ストレスによって減ってしまうこともわかっています。
アラフォー世代は家庭のこと、仕事のことなどでとくにストレスがたまりやすい時期。
ストレスで白髪が生えやすい時期だとも言えるでしょう。

遺伝

はじめにも書きましたが、白髪は遺伝性が高いと言われています
メラニン色素が生成されにくい遺伝子だったり、成長ホルモンの分泌量が少ない遺伝子などが遺伝することが研究により証明されています。

紫外線

頭皮が紫外線からの刺激を受けることで、活性酸素が生成されます。
これが多く生成されると体が酸化していき、体内の細胞や遺伝子が正常に働きにくくなります。

白髪染めとオシャレ染めの違い

白髪染めとは

「白髪染め」とは名前のとおり、白髪に色を付けるための染毛料のことを指します。
ヘアサロン等で使用される白髪染めや、ドラッグストア等で市販されている多くの白髪染めは酸化染毛剤というもので、アルカリ性の成分で髪の表面のキューティクルを広げ、過酸化水素とジミアン系の酸化染料を使って髪の内部で色を定着させていくというものになります。「グレイカラー」と呼ばれることも多いです。
グレイカラーの最大の特徴は、染色力の強さです。グレイカラーは白髪を染めるのが目的となりますので、濃茶・黒に見せるための染料が多めに配合されています。

オシャレ染めとは

ヘアサロン等で一般的に「ヘアカラー」と呼ばれているもので、黒髪を明るくしたり、別の色に変える染毛料のことを言います。
脱色力が強いヘアカラーは、黒髪部分を明るい色味に染めることに重点を置いています。
ヘアカラーでは元々の髪色があることを計算し、茶や黒などの濃い色の染料はそれほど多く配合されていません。そのため染色力は、グレイカラーに比べるとやや弱い傾向にあります。

オシャレ染めで白髪は染まりにくい

上記の違いを踏まえてもお分かりの通り、黒髪を明るくするオシャレ染めでは白髪を染めることは難しいです。(薄く色付ける程度になります)
まだ白髪がそれほど多くない場合、部分的な場合は、部分染めなどで対応するのもいいかもしれません。その理由は次に挙げる白髪染めのデメリットにあります。

白髪染めのデメリット

オシャレ染めで全体の髪色チェンジを楽しみつつ、もうちょっと増えてきたらたまに白髪染めしたらいっか!と考えている人もいるかもしれません(まさに私がそう考えていました)
ところが白髪染めには思わぬデメリットがあったのです。

  • 一度白髪染めをした部分を、再び明るくすることが難しい。
    白髪染めの染色力が強いため、なかなか色を抜く(明るくする)ことが難しい。
  • 鮮やかな発色の良いカラーをすることが難しい。
    どうしてもブラウン味が強くなりハイトーンは難しいとのこと。

日頃まぁまぁ明るい髪色の私からすると、これは大問題です!
白髪染めに手を出したら、もう明るい髪に戻れないのか…(もちろん個人の髪質によるのですが)
この大問題の解決法としては、なんと「白髪染めとオシャレ染めを混ぜて使う」という手段があるらしく、これは美容師さんに相談してみようと思います!
※市販のものを混ぜることは危険ですので絶対にやめましょう!
他にも、ハイライトを入れて白髪と上手く馴染ませて、白髪を目立たなくする方法も流行っているとか!
よかった〜!美容師さんの研究努力のおかげで一安心です!

まとめ

アラフォー世代の象徴とも言える”白髪”について調べてみましたが、いかがでしたか?
親世代の頃とは違い、今では色んな方法で「自分らしいスタイル」を維持していくことができそうですね!

  • 栄養不足や紫外線に気をつけて、白髪を予防する!
  • 自身の髪質や理想のスタイルを良く考えて、カラーを使い分けよう!