調理器具

時短を極める!圧力鍋ノススメ

時短を極める!圧力鍋ノススメ

世の中の人間全員が平等に与えられ、お金で買うことのできないもの・・・それは時間。
人生の中で最も大事にしなければならないのは『時間』ではないでしょうか?

・・・と大袈裟な感じで書きましたが、実際時間に追われている人って多いですよね。

  • 趣味の時間が欲しいのに、家事に追われている。
  • わんこともっとゆっくりお散歩したいのに、帰ってごはん作らなきゃ。
  • 今日は疲れたから早く寝たいんだけど、まだ家事が…

はい、上記全部、私です。

家事時間の中でも多くを占めているのが『食事にまつわる家事』じゃないでしょうか?食材の買い出し、メニューを考える、料理、食器洗い、ゴミ出し・・・etc
ここではまず、料理の時短について考えていきます。

圧力鍋ってこんな便利アイテム!

調理器具で時短といえば、圧力鍋。
鍋の内部を高温・高圧にすることで、食材を短時間で柔らかく煮込むことができます。
ここではコンロで使う圧力鍋について紹介します。
まだ圧力鍋に触れたことのない方達に、圧力鍋の素晴らしさを説明をしていきます。

圧力鍋の利点

なんといっても時短で調理ができること!

炊飯・・・加圧2分
肉じゃが・・・加圧5分
カレー・・・加圧7分
といった感じです。
(加圧後、蓋が開けられるようになるまで5〜10分かかります)
鍋に入れる前に食材を切る時間、加圧後に予熱調理をする時間を含めても
かなりの時短になることは間違いないです。

そしてもうひとつ大きな利点は

光熱費の節約!

当たり前ですが、ガス代(電気代)がかかるのは圧力をかけている時間だけ。
圧力鍋は余熱で調理ができるので、光熱費の節約になります。

圧力鍋の選び方

圧力の方式

圧力鍋には大きく分けて『オモリ式』と『スプリング式』という2種類があります。

  • オモリ式
    圧力がかかったときに、シューッ!と音が鳴る。
    蒸気口を金属製のオモリで塞いでいるので、圧力がかかり蒸気が出始めると、蒸気の力でオモリが揺らされて音が鳴るという仕組みです。
  • スプリング式
    蒸気口にバネ(スプリング)を入れて、そのバネの力で圧力を調整する。
    蒸気がほとんど出ず、音も静か。匂い漏れも少ない。

一見、スプリング式の方が良さそうに見えますが、圧力がかかったことがわかりやすいのは音が鳴る『オモリ式』。初心者の方には『オモリ式』をオススメします。(ちなみに我が家はずっとオモリ式です)

鍋の材質

鍋の材質にも様々なものがあります。

  • アルミ
    →熱しやすく冷めやすい→はやく圧力がかかる→時短調理に最適。
  • ステンレス
    →熱しにくく冷めにくい→保温力に優れている→煮込み料理に最適。
  • 多層構造
    →アルミとステンレスの良いとこ取り→はやく圧力がかかり保温力にも優れている→価格がちょっと高め。

圧力値

もうひとつ大切なのが、圧力値。
高圧は、かたまり肉や根菜を調理したり、魚を骨ごと食べられるように調理したりする時に使います。
一方、低圧は、火が通りやすく煮崩れしやすい野菜などを調理するときに向いています。
1台で高圧・低圧を切り替えられるものもありますので(オススメ!)使用目的や頻度によって選ぶといいと思います。

短所を挙げるとすれば…

こんなに推している圧力鍋ですが、短所もゼロなわけではありません。
あえて挙げるとすれば…

調理途中に蓋をあけられない

加圧中は蓋をあけることができません。ですので、途中で味見を…というわけにはいかないのです。蓋をあけるには、圧が下がるのを待つ必要があります。

鍋本体が場所を取る

圧力鍋ってけっこう大きいです。蓋も大きいですし。
そして、外見が大きいのに意外と調理できる量は少なかったりします。
しっかりとサイズを見てお鍋を選ぶことをオススメします。

部品のメンテナンスが必要

我が家の圧力鍋はまだ壊れたことがありませんが、壊れやすいといった声もよく聞きます。
毎日のように使用して圧力をかけていると、もちろんですがパッキンが劣化してきます。パッキンが劣化すると、うまく圧がかからなくなるのです。
メーカーにもよりますが、だいたい1年を目処にパッキンを交換したほうが良いようです。

まとめ

意外と深い圧力鍋の世界、いかがでしたか?
国内メーカーはもちろん、海外の有名メーカーからも多数展開されていますので
お気に入りの1台を見つけてくださいね。

  • 圧力鍋を使うと、時短調理ができて、光熱費の節約になる!
  • オススメは、オモリ式・多層構造・圧力値切替タイプ!